Round and Round We Go: Scientific American Podcast
Journal of Current BIologyに寄せられた研究で、目標の無い環境で人間の進路が円を描くことの検証実験を行った。
これはあなたにも起こる事かもしれません。あなたが森の中を散歩して、数時間の散歩の後車に戻るならば、あなたは自分が基本的に円を描くように歩いていることに気がつきます。あなただけではありません。科学者達は視覚的に認識できる目標や太陽からの手がかりが無い場合、迷子となった人間はまっすぐあることが出来ない事を発見しました。
「円状に歩く方向感覚を失った放浪者」は、沢山のフィクションで扱われています。科学者達はこの逸話をテストしました。彼らは6人の被験者をドイツの森に残してまっすぐ歩くように指示しました。そして被験者の移動過程をGPSで追跡しました。
曇りの場合、被験者は確かに円状に動きました。しかし、意識的に一定の方向に曲がるる場合はそうではありません。変わりにランダムに方向転換を指示し繰り返しかれらの来た道を交差させました。しかし被験者が太陽を見ることが出来る場合、被験者は直進を維持出来ました。被験者をサハラ砂漠に下ろした場合、昼夜の両方の場合も結果は同じとなりました。この結果はCurrent Biology誌に発表されました。
もし正確にまっすぐに歩きたい時、特に日没後は、自分の勘によるガイドを頼ってはいけません。コンパスを持ちましょう。
砂漠の中でも人間はまっすぐ歩けるんですね。でも、太陽が動くくらいの長い時間だとどうなんでしょう。結局方向感覚は失ってしまうのでしょうか。夜空の星をランダムな配列としか認識できないならやっぱりぐるぐる同じ所を廻ってしまうんでしょうかね。
- proposition : 提案、主張、事項
- verify : 検証、立証
- featureless : 特色のない
- wind up : 糸、ねじなどを巻き上げる
- wander : 歩き回る、徘徊する
- cue : 手がかり
- disorient : 方向感覚を失わせる、まごつかせる、混乱させる
- faithfully : 忠実に、きちんと
- trot : 早足、小走り
- put A to the test : Aに試練を課す、Aをテストする
- plop : ドブンと落ちる
- wanderer : 放浪者
- indeed : 確かに ★★
- veer : 方向転換、進路変更、曲がる
- after dark : 日没後 ★
- count on : 頼りにする ★★
- conscience : 意識、自覚、判断力
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