2009年8月27日木曜日

8月20日は「世界蚊記念日」

Bite Back on World Mosquito Day: Scientific American Podcast

8月20日は「世界蚊記念日」である。これは蚊によって媒介されるマラリアやその他の伝染病の脅威を人々に思い出してもらうための日である。

10年ほど前、私は研究者達に付き従い、Evergladesの水に腰あたりの深さまで浸かった事があります。しかも真夜中に。私は注意深く周囲に目をこらし、ワニや、ヘビなどの毒を持った生物に備えていました。しかし、最も危険を引き起こす生物は「蚊」だったのです。この季節ハエは脳炎を媒介します。

私は8月20日が「世界蚊記念日」なのでこのエピソードを紹介しています。実際のところ、この日は記念日でも何でもなく、どちらかというと、「警鐘の日」なのです。Liverpool School of Tropical MedicineのRonald Rossがこの記念日の起源です。1897年、彼は蚊がマラリアを運んでいることを世界で初めて発見しました。彼は1902年、第一回目のノーベル賞受賞者の一人となりました。

しかし、蚊と蚊が媒介する病気は現在でも大きな問題となっています。マラリアだけでも1年に100万人以上の死者を出します。そしてその殆どは子どもです。蚊が繁殖するのに好む淀んだ水を周囲に置かない事で、誰でも病気を予防できます。更に詳しい情報に関してはAmerican Mosquito Control Association(www.mosquito.com)をご覧下さい。


世界蚊記念日なんてものがあるんですね(訳は私が勝手につけたものですが)。

都市圏(日本は居住地の殆どでしょうが)に住んでいると蚊はうっとうしい存在ではあるものの、そんなに危険な存在であるという認識は無いですよね。ですが、世界に目を向けると未だに公衆衛生上の重大問題なんですね。恐らく都市部やその周辺に住んでいても、その脅威は無視してはいけないんでしょうね。


  • threat : 脅威
  • transmit : 送信する、病気などを移す、伝染させる
  • waist deep into… :
  • vigilant : 用心深い
  • venomous : 有毒な、悪意のある
  • pose : 気取る、見せかける、問題を引き起こす
  • encephalitis : 脳炎
  • awareness : 認識、自覚
  • figure out : 答えを出す、分かる、解明する、見当が付く ★★
  • breed : 繁殖する

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