2009年7月5日

絶対音感と遺伝の関連

Genetic Link For Perfect Pitch?: Scientific American Podcast

私たちは絶対音感が生まれ持って授かった才能であると考えているかもしれません。American Journal of Human Genetics誌にてそれ(絶対音感が生来的なものである)事のある証拠が紹介されています。

サンフランシスコのカリフォルニア大学の研究者達が、ネット上で1万人に渡って実施された(絶対音感の)テストの結果を調査しました。特に驚くべき所もなく、絶対音感を持つ人もいれば、持たない人もいるという結果になりました。

しかし、これと近い別な研究では、73組の家族を調査した結果、ヨーロッパ系、かつ絶対音感の持ち主の第8染色体に、ある遺伝子群を発見しました。どの遺伝子や同義遺伝子が主要な役割を担っているのか、より焦点を絞るには更に研究が必要です。また彼らは、比較研究のために、(絶対音感を身につけるための)同様の音楽的訓練を積んだ人々の調査研究を行うつもりです。

乳児が絶対音感を持つというデータもあるため、研究者達は、恐らく加齢とともに失われる絶対音感が、いわゆる「音感遺伝子」によって、子どものころの(音感を失う/身につけるのに)重要な時期に強化される(ために絶対音感を失わない)のではないかと考えています。

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ふーん。

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  • innate : 生得的な、生まれ持った
  • zero in on… : ・・・に焦点を絞る
  • intend to … : するつもり
  • individuals : 特定の個人
  • crucial period : (危機的、重要な時期)

2009年7月3日

多雨地域は北に動きつつある

Rain Zone Moving North: Scientific American Podcast

もしニューヨークに住む人に話しかけたとしたら、雨の話を聞くことになるでしょう。サイエンティフィック・アメリカンのあるニューヨークでは6月半ばから毎日雨が降っています。

まだ私たちは熱帯収束帯の中にはいません。熱帯収束帯とは、赤道の丁度北から太平洋にまたがった区域にあり、30000フィートに及ぶ暑い雲が年間13フィートに及ぶ降雨をもたらしています。

しかし、地球の最も雨の降る地域が、最終的には私たちの住む地域にたっするかもしれません。研究者は熱帯収束帯が年間1マイルに近い割合で北上しつつあることを”Nature Geoscience”誌にて発表しました。

これは非常に重要な事です。何故なら熱帯収束帯は熱帯地方に住む10億の人々に新鮮な水を供給しているからです。

研究者達は、太平洋のワシントン諸島について地殻の調査を行いました。ワシントン諸島は年間10フィートもの降雨量がある地域です。地殻のサンプルによってワシントン諸島はたった400年前には砂漠のような気候だった事を明らかになりました。パラオ諸島でも類似した状況があったことが分かっています。現在、パラオは熱帯収束帯の中心に位置しています。また、現在乾燥地帯の広がるガラパゴス諸島は、400年前には非常に湿気の多い気候でした。

21世紀半ばに差し掛かると熱帯収束帯が現在よりも75マイル以上北に来るだろうと、研究者達は予測しています。これは熱帯収束帯に関与している、関与するであろう人々にとって経済的、文化的な面で大きな意味を持つでしょう。

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熱帯収束帯なんてものがあるのを全然知りませんでした。実際は単に北上するだけでは無いでしょうが。気候変動は様々な規模で、様々なタイムスケールで起こるんだなぁと思いました。何故そんな事が起こるのかまで言及していませんが、ちょっと気になります。時間があるときにでもこの記事のソースになった情報を当たってみようかな。

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* intertropical : 熱帯気候の
* intertropical convergence zone : 熱帯収束帯(大気の循環により赤道付近に生じる低気圧帯。熱帯収束帯の周囲では気候が変動しやすく、積乱雲の発達や降雨が頻繁におこるらしい)
* equator : 赤道
* rainiest : 多雨
* eventually : 最終的には、結局は
* at a rate of … : ・・・の割合で
* reveale : 明らかになる
* arid : 不毛の、乾燥した
* profound(深い、意味のある) economic and cultural implications : 経済的、文化的に深い意味(含蓄、含意)
* climate : 気候

2009年7月2日

なぜ地球は凍ってしまわなかったか

Why Didn't Earth Freeze Completely?: Scientific American Podcast

炭素量の過多が地球温暖化を起こしている現在と異なり、前回の氷河期の間で炭素の量が少なすぎる事が我々の問題である(わかりにくいよ・・・「少なさ」が問題であると言っているけど、過去の氷河期に少なかったとは主張していないみたいです)。

過去の氷河期の原因の一部は何百年にも渡る岩石の風化作用が、大気中の二酸化炭素を海中に引き込み海底に定着させることにある。過去2500万年間の山脈の隆起は大気中の二酸化炭素全てを吸い込んでしまい、地球を凍死させているべきだろう。(わかりにくくてすいませんすいません・・・つまり、浸食作用によって大気中の二酸化炭素が岩石に定着する。プレートテクトニクス等の地面の大局的な移動によって岩石は海中や地中に移動する。海底で二酸化炭素が海中に溶け出して、海底に定着する。大気中の二酸化炭素濃度は減る方向に向かう。といったところだろうか)

しかしながら、このような事が起こったことはなく、二酸化炭素の大気中濃度は250ppmで安定している。

何故このような事が起こるのか?今週のネイチャーで研究者が発表した-植物である。

葉緑体は生存のためにCO2を必要とする。CO2濃度が著しく落ちる時は葉緑体は餓えている。研究者の言うところによると、火山等の二酸化炭素の供給源が大量に二酸化炭素を放出し、現在の植物が二酸化炭素を取り除く速度を上回ると、植物の数はあるレベルまで減少するとのことである。故に地球はある程度暖かさを保つ。

私たちの友(=植物)は地球が熱くなりすぎることから私たちを救ってくれているのかもしれない。しかし、最終的に私たちは自然の作用により取り除く事のできる速度を大幅に上回って二酸化炭素を排出し続けている。最終的には、私たちが二酸化炭素の排出を止める方策が必要なのである。

—Christie Nicholson

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論旨が意味不明です。訳文の話の流れは原文と違ってないと思うのですが。

地球が過度に慣例化に向かわない理由を植物に求めていたような話しだったのに、最終的には、火山等の自然に発生する二酸化炭素の放出と植物の二酸化炭素吸収の拮抗で地球は安定した気候を保っているという話になってしまった。また、二酸化炭素濃度が数百ppmのオーダーで上下することと、それによって植物が死んだり、増えなかったりすることとどのような因果があるのだろうか分からない。火山の役割は?この話からすると凄く重要なファクターのようだけど。たしか植物は光合成のプロセスで二酸化炭素を必要以上に取り込んだりはしなかったと思うが。吸収しすぎて死んだりしなかったと思う。書いている人は二酸化炭素をまるで毒であるかのように取り扱ったりしてないだろうか・・・というのは私の穿った見方か。

2009年7月1日

女性は男性よりハンマーの扱いが上手(という場合もある?)

Women Better Than Men with a Hammer: Scientific American Podcast

ハンマーなどの重い道具を巧みに扱うことに関して、女性は男性に比べて熟達していない・・・よく知られた固定観念に従うと、私たちはそう考るかもしれない。

ある状況では女性の方がハンマーを振るうのが上手であるかもしれない事が分かった。これはスコットランドのグラスゴーで開かれた実験生物学の年次会議で発表された。

研究者たちは金属にハンマーを打ち込む力と正確さを女性と男性とで比較測定を行った。また、明るい部屋と暗い部屋で打ち込む際の「型」がどうなっているかを確かめた(暗い部屋では、打ち込む目標として暗闇で光るマークを用いている)。

結果として、確かに、男性は女性の二倍強く打ち込む事が分かったが、明るい環境では、女性は男性よりも25%以上正確に打ち込むことが分かった。また驚くべきことに、両者とも暗闇での打ち込みの方がより正確であることが分かった。この結果は男性で顕著で10%以上の高い正確さを示した。

この調査は、女性と男性はそれぞれ、正確さと強さという異なる戦略を本質的に用いる事を示唆している。しかしこれらはまだ予備的な結論である。科学者達は、被験者を増やし、さらに色々な状況下でより詳しい実験を行う予定とのこと。

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結論に関してはまだまだ、何とも言えない感じです。ハンマーを上手に振るうための「戦略」はどのようにして決まるのでしょうかね。身体能力が戦略を選ばせるのでしょうか?それがたまたま、男女差としてあらわれたのでしょうか。それとも男性・女性というものが重要なファクターなんでしょうかね。後者の場合は道具を使う動作にも相当複雑な因果があるってことになりそうです。

  • adept 熟練した
  • wield 巧みに扱う
  • like say
  • turn out 結局・・・であることが分かる
  • have a leg up 優位に立っている
  • when it comes to … ・・・に関しては
  • inheretently 生得的に、本質的に(遺伝的、継承的にという意味も)
  • putting more emphasis on… ・・・重視の傾向が強まる
  • but for now しかし今のところは